寒い地域では鍵穴が凍りつくので注意を!

西日本のような温暖な地域に住まわれている場合は鍵穴が凍るというトラブルが起こることはありませんが、東日本や標高の高い場所などの寒い地域に住まわれている場合は鍵穴が凍りつくので注意してください!「鍵穴が凍る」という状態はもしかしたら寒い地域に住まわれている場合でも容易に想像できないかもしれません。それもそうですよね、食品や水のようなものであれば凍ったことが見た目だけで簡単に分かりますが、鍵穴の場合は食べ物でも液体でもないですので、凍ったかどうか見分けがつかないものですからね。

では実際のところどのような状態で鍵穴が凍りつくのかというと、空気中の水分などが鍵穴に付着して凍る、もしくは雪などが鍵穴に吹き込んでそれがそのまま凍ってしまうというような状態になります。このような鍵穴が凍った状態になってしまうと、鍵がうまく差し込めなくなってしまったり、鍵が差し込めてもシリンダーが回らなくなってしまうということが考えられます。玄関などの鍵でこのような鍵穴が凍りつくトラブルが起こってしまうと、かなり大変なことになってしまうでしょう。外から帰ってきても自宅に入れないですし、自宅から出ようと思っても施錠を行うことができません。

鍵穴が凍り付いてしまうトラブルはどうすることもできないのかというと、そうでもありません。ちょっとした工夫で凍り付いた鍵穴を正常な状態に戻すことは可能です。その方法としては、鍵を人肌やライターなどで温めてその熱によって凍った鍵穴を溶かすというようなものが一番行いやすい対処法ではないかと思います。

寒い地域で住まわれている人は、凍り付いた鍵穴のトラブルに急に見舞われることがありますので、凍り付いてしまった時は上記のような対処を行ってみるといいでと思います。また、事前に凍り付かない対策として、鍵穴をガムテープなどで覆って空気中の水分や雪などが入り込まないようにするのもいいでしょう。